本当に良い材料だなと思える材料のひとつに
国産の古材があります。(御影石)
今回は、これを素材にした駐車場の工事をやらせて頂きました。
形や大きさ、厚さもどれもバラバラで、
これをおさめて行くのは正直プレッシャーがかかりますが
職人としては嬉しい悩みでやりがいもあります。
元々、お施主さんの実家に眠っていたものであり、
新築した家にうまくモダンにおさめるには、
どうあるべきか・・・
(重厚感のある御影石)
もちろん、駐車場といっても全体の空間を
やわらかく造るにはラインが重要になってくること
つまり、植栽のイメージを常に頭に置いて
造っていくことが重要になってくると思うのです。
石と石の間を川砂利の洗い出しでつなぎ、
駐車スペースは完成。
両サイドの土の部分から、柔らかいラインの幹が伸び
アーチのようになって、駐車スペースに木漏れ日が漏れると
完成ですが、それはまた次回の工事で。
良い勉強をさせて頂いた、お施主さんに感謝致します。
ありがとうございました。