国産の古材で駐車場を

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本当に良い材料だなと思える材料のひとつに

国産の古材があります。(御影石)

今回は、これを素材にした駐車場の工事をやらせて頂きました。

形や大きさ、厚さもどれもバラバラで、

これをおさめて行くのは正直プレッシャーがかかりますが

職人としては嬉しい悩みでやりがいもあります。

元々、お施主さんの実家に眠っていたものであり、

新築した家にうまくモダンにおさめるには、

どうあるべきか・・・

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(重厚感のある御影石)

もちろん、駐車場といっても全体の空間を

やわらかく造るにはラインが重要になってくること

つまり、植栽のイメージを常に頭に置いて

造っていくことが重要になってくると思うのです。

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石と石の間を川砂利の洗い出しでつなぎ、

駐車スペースは完成。

両サイドの土の部分から、柔らかいラインの幹が伸び

アーチのようになって、駐車スペースに木漏れ日が漏れると

完成ですが、それはまた次回の工事で。

良い勉強をさせて頂いた、お施主さんに感謝致します。

ありがとうございました。

この記事を書いた人

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北中 祐介

1978年生まれ。三重県伊賀市出身。
フロッグステラ(横浜市青葉区)に勤務後、石正園(西東京市)にて6年間の修行を経て、2012年4月独立。以後、北中植物商店(旧モリノナカ)を立ち上げ、東京都内を中心に住宅庭園設計・施工・管理を行う。